NIMサーバーからNIMクライアントのmksysbを取得する

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NIMサーバーからNIMクライアントのmksysbを取得する手順

 NIMサーバーからNIMクライアントのAIXシステムバックアップである「mksysb」を取得する手順です。



 

smitty画面で取得する方法

NIMのSMIT画面を起動します。

[root@nim:/] smit nim

「NIM 管理タスクの実行」を選択

              ネットワーク・インストール管理 (NIM)

カーソルを選択したい項目に移動して、ENTER キーを押してください。

  NIM 環境の構成
  NIM ソフトウェア・インストールおよび保守タスクの実行
  NIM 管理タスクの実行
  IPL ROM エミュレーション・メディアの作成
  NIM POWER5 ツール
  シン・サーバーの保守

 「リソースの管理」を選択

                NIM 管理タスクの実行

カーソルを選択したい項目に移動して、ENTER キーを押してください。

  ネットワークの管理
  マシンの管理
  制御オブジェクトの管理
  リソースの管理
  グループの管理
  NIM データベースのバックアップ/復元
  NIM 環境オプションの構成
  マスター上の niminfo ファイルを再ビルド
  マスターの 1 次インターフェースの変更
  代替マスター環境の管理
  NIM の構成解除

 「リソースの定義」を選択

                   リソースの管理

カーソルを選択したい項目に移動して、ENTER キーを押してください。

  ネットワーク・インストール・リソースをすべてリスト
  リソースの定義
  リソースの特性の変更/表示
  リソースの内容を表示
  リソースの除去
  リソース上での操作の実行
  リソースの検査

 必要項目を入力します。

  • リソース名 → NIMリソースとして登録するための名前です。
  • リソースのサーバー → master
  • リソースのリケーション → mksysbイメージファイルのフルパスを入力
  • システム・バックアップ・イメージを取得する → はい
  • バックアップするNIMクライアント → NIMリソースとして登録されているLPARのNIMマシン名
                                            リソースの定義

フィールドの値を入力または選択してください。
変更を完了したら ENTER キーを押してください。

                                                        [入力フィールド]
* リソース名                                         [server02_mksysb_1010]
* リソース・タイプ                                    mksysb
* リソースのサーバー                                 [master]                                       +
* リソースのロケーション                             [/sysback/server02/server02_1010.mksysb]        /
  NFS クライアントのセキュリティー・メソッド         []                                             +
  NFS バージョンのアクセス                           []                                             +
  コメント                                           []

  複製のソース                                       []                                             +
                  -または-
  システム・バックアップ・イメージ作成オプション:
    システム・バックアップ・イメージを作成する        はい                                          +
    バックアップする NIM クライアント                [lpar212m]                                     +
    プレビューだけ行う                                いいえ                                        +
    スペース要件を無視する                            いいえ                                        +
    必要な場合に /tmp を拡張する                      いいえ                                        +
    マップ・ファイルを作成する                        いいえ                                        +
    拡張属性をバックアップする                        はい                                          +
    1回の出力で書き込むブロック数                   []                                              #
     (システム・デフォルトを使用するにはブランクの
      ままにしておいてください)
    ローカル除外ファイルを使用する                    いいえ                                        +
     (バックアップにすべてのファイルを組み込む
      には「いいえ」を指定してください)
                  -または-
    EXCLUDE_FILES リソース                           []                                             +
     (バックアップにすべてのファイルを含めるには
      ブランクのままにしておいてください)
    暗号化ファイルをバックアップする                  はい                                          +
    Backup DMAPI filesystem files?                    はい                                          +
  backup のソフトウェア・                             いいえ                                        +
      パッキングを使用不可にする
  exclude_packing.rootvg ファイルを使用する           いいえ                                        +

 

「コマンド:OK」となっていればmksysb取得は成功です。

                                             コマンド状況

コマンド: OK          stdout: あり          stderr: なし

コマンドが完了する前に以下に追加指示が表示される場合があります。

+---------------------------------------------------------------------+
            システム・バックアップ・イメージのスペース情報
          (サイズは 1024 バイト・ブロック単位で表示されます。)
+---------------------------------------------------------------------+

必要 = 29061841 (28381 MB)    使用可能 = 52420452 (51192 MB)

rootvg についての情報ファイル (/image.data) を作成しています。

バックアップするファイルのリストを作成しています。
....
140574 ファイルをバックアップしています..............................
140574 ファイルの 6411 (4%)..............................
140574 ファイルの 56860 (40%)........................

140574 ファイルの 140574 (100%)
0512-038 savevg: バックアップは正常に完了しました。

 

NIMコマンドで取得する方法

smitty画面を使わずにコマンドで取得こともできます。

【コマンド説明】
  nim -o define -t mksysb -a server=master ¥
   -a location=”ロケーション” ¥
   -a source=”マシン名”  ¥
   -a mk_image=yes “登録するリソース名” ←ここまでで一行です。

  • ロケーション → mksysbファイルの保管先フルパス
  • マシン名 → mksysb取得対象のマシン名 (NIMで定義したマシン名)
  • 登録するリソース名 → NIMに登録するmksysbリーソース名

以下がコマンド実行例です。

[root@nim:/] nim -o define -t mksysb -a server=master \
> -a location=/sysback/server01/server01_1010.mksysb \
> -a source=lpar211m -a mk_image=yes server01_mksysb_1010

+---------------------------------------------------------------------+
            システム・バックアップ・イメージのスペース情報
          (サイズは 1024 バイト・ブロック単位で表示されます。)
+---------------------------------------------------------------------+

必要 = 28480405 (27813 MB)    使用可能 = 31108344 (30380 MB)



rootvg についての情報ファイル (/image.data) を作成しています。

バックアップするファイルのリストを作成しています。
....
128832 ファイルをバックアップしています..............................
128832 ファイルの 6384 (4%)..............................
128832 ファイルの 37507 (29%)............................

 

100%になればmksysb取得完了です。

 



 
 


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