Oracle11gR2-RAC データベース作成
11gR2データベース作成
GRIDをインストールしてクラスターを構築し、DATABASEモジュールをインストールし、PSUを適用したらデータベースを作成します。dbcaを使って構築します。
それでは作成します。
Database構築
dbcaはX画面を使いますのでその準備からです。
X画面の準備
server01にoracleユーザーでログインし、vncserverを起動します。
[oracle@server01:/home/oracle] vncserver New 'X' desktop is server01:1 Starting applications specified in /home/oracle/.vnc/xstartup Log file is /home/oracle/.vnc/server01:1.log [oracle@server01:/home/oracle]
X画面の起動
VNCクライアントから「server01:1」で接続し、X画面を起動します。
$ORACLE_HOME/bin以下にあるdbcaを起動します。
「Oracle Real Application Clusters (RAC)データベース」を選択
「データベースの作成」を選択
「汎用またはトランザクション処理」を選択
グローバル・データベース名に「データベース名.ドメイン名」を入力します。SIDは自動で入力されます。
ノード選択は「すべて選択」をクリックします。
「EnterpriseManagerの構成」にチェックを入れます。
「自動メンテナンス・タスク」タブをクリックした画面です。
パスワードは共通にしました。必要に応じて設定して下さい。
記憶域のタイプは「自動ストレージ管理(ASM)」を選択します。
データベース領域は後から追加作成したDG「+DATA」を選択しました。
「REDOおよび制御ファイルの多重化」をクリックすると、こんな画面が表示されます。
「ファイルの位置変数」をクリックすると、このような画面が表示されます。
ASMSNMPパスワードを入力します。ASM操作で入力することになるパスワードなので、忘れないように注意して下さい。
「アーカイブ有効化」にチェックを入れます。
「アーカイブ・モード・パラメータの編集」をクリックします。
アーカイブの出力先を指定します。
メモリは12GBにして、「自動メモリ管理の使用」にチェックを入れました。
「サイズ指定」タブです。
キャラクタ・セットのタブでは、データベース・キャラクタ・セットをSJISの「JA16SJIS」にしました。
「接続モード」タブです。
データベース記憶域の画面が表示されるので、「REDOログ・グループ」を展開します。
REDOロググループが4つ表示されます。ここではファイルサイズを1GBにしました。
DB作成のスクリプトを生成することもできます。
データベースの作成が開始されます。
正常に作成されました。「終了」をクリックして完了です。
END