Oracle11gR2でのRACサービス作成と起動について
Oracle11gR2でのRACサービス作成と起動手順
Oracle11gR2 RAC環境でのサービス作成および起動方法について説明します。
参考URL:https://docs.oracle.com/cd/E16338_01/rac.112/b56290/hafeats.htm#BABJJJAG
サービス作成
oraleユーザーで下記コマンドを実行しサービスを作成します。
コマンド:
srvctl add service -d DB名 -s “サービス名” -r “優先インスタンス” -a “フェイルオーバー先インスタンス”
$ srvctl add service -d db1 -s SERVICE_TEST1 -r db12 -a db11
サービスのステータス確認
oracleユーザーで確認します。
$ srvctl status service -d db1 サービスSERVICE_TEST1は実行されていません。
サービス起動
oracleユーザーで起動します。
$ srvctl start service -d db1 $ srvctl status service -d db1 サービスSERVICE_TESTはインスタンスdb012で実行中です。
サービス・コンフィグ確認
サービスのコンフィグは下記コマンドで確認することができます。
# srvctl config service -d db1 サービス名: SERVICE_TEST サービスは有効です サーバー・プール: db1_SERVICE_TEST カーディナリティ: 1 切断: false サービス・ロール: PRIMARY 管理ポリシー: AUTOMATIC DTPランザクション: false AQのHA通知: false フェイルオーバー・タイプ: NONE フェイルオーバー・メソッド: NONE TAFフェイルオーバー再試行: 0 TAFフェイルオーバー遅延: 0 接続ロード・バランシングの目標: LONG ランタイム・ロード・バランシングの目標: NONE TAFポリシー仕様: NONE エディション: 優先インスタンス: db12 使用可能なインスタンス: db11 #