Gridアンインストール (Oracle 11gR2)
GRIDモジュールをアインストールする方法
Oracle11gR2のGRIDモジュールをアンインストールする手順です。deinstallコマンドを使用するのですが、X画面は必要ありません。また、GRIDモジュールはserver01とserver02にインストールされていますが、server01でdeinstallを実行することで両ノードのモジュールを削除するので、作業はserver01のみで大丈夫です。
クラスターを事前に停止しておく必要はありません。
削除処理では/tmpを使用するので、ファイルシステム/tmpの空きは1GBほど確保しておいて下さい。
アンインストール
server01にgridユーザーでログインし、deinstallコマンドをフルパスで実行します。
[grid@server01:/home/grid] /u01/app/11.2.0.4/grid/deinstall/deinstall Checking for required files and bootstrapping ... Please wait ... ログの場所/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/logs/ ############ ORACLE DEINSTALL & DECONFIG TOOL START ############ ######################### CHECK OPERATION START ######################### ## [開始] インストールの構成確認 ## Oracleホームの場所が存在するかどうかを確認しています /u01/app/11.2.0.4/grid 選択された削除対象のOracleホームのタイプ: クラスタ用のOracle Grid Infrastructure 選択された削除対象のOracleベース: /u01/app/grid 中央インベントリの場所が存在するかどうかを確認しています /u01/app/oraInventory Oracle Grid Infrastructureホームが存在するかどうかを確認しています /u01/app/11.2.0.4/grid 次のノードはこのクラスタの一部です: server01,server02 ノードに十分な一時領域があるかどうかを確認しています: 'server01,server02' ## [終了] インストールの構成確認 ## Traces log file: /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/logs//crsdc.log ネットワーク構成チェック構成START ネットワーク構成解除トレース・ファイルの場所: /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/logs/netdc_check2013-10-17_07-50-11-PM.log 構成解除するすべてのRACリスナー(SCANは含まない)を指定してください[LISTENER]:
RACリスナー名を確認されます。LISTENERが検出済みなので、何も入力せずにEnterを押します。
構成解除するすべてのRACリスナー(SCANは含まない)を指定してください[LISTENER]: ネットワーク構成チェック構成END ASMチェック構成START ASM構成解除トレース・ファイルの場所: /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/logs/asmcadc_check2013-10-17_07-50-18-PM.log このOracleホーム/u01/app/11.2.0.4/gridで自動ストレージ管理(ASM)インスタンスが検出されました。 ASM診断先: /u01/app/grid ASMディスク・グループ: +CRS,+DATA ASM diskstring: /dev/oracle/db/db01/* ディスク・グループは削除されます ASMを構成解除すると、クリーンアップ時にすべてのディスク・グループおよびそのコンテンツが削除されます。これは、このASMインスタンスを使用するすべてのデータベースおよびACFSに影響します。 既存のディスク・グループを保持する場合、または検出された情報が正しくない場合、'y'と入力することにより 、変更できます。前述の情報(y|n)を変更しますか [n]:
既存のディスクグループを保持するかを確認されます。ここでは「y」を入力してEnterを押しました。
既存のディスク・グループを保持する場合、または検出された情報が正しくない場合、'y'と入力することにより 、変更できます。前述の情報(y|n)を変更しますか [n]: y ASMの診断先を指定してください [/u01/app/grid]: diskstringを指定してください [/dev/oracle/db/db01/*]: このASMインスタンスによって管理されているディスク・グループを指定してください [+CRS,+DATA]: ASMを構成解除すると、クリーンアップ時にディスク・グループが削除されます。構成解除ツールでディスク・グループy|nを削除しますか [y]:
ASMの診断先、diskstringの指定、管理されているディスクグループ名を確認されます。検出された値に間違いなければ、何も入力せずにEnterを押します。ディスクグループの削除について確認されるので、ここでは「y」で進めます。
ASMを構成解除すると、クリーンアップ時にディスク・グループが削除されます。構成解除ツールでディスク・グループy|nを削除しますか [y]: ######################### CHECK OPERATION END ######################### ####################### CHECK OPERATION SUMMARY ####################### Oracle Grid Infrastructureホーム: /u01/app/11.2.0.4/grid Oracleホームの削除が実行されるクラスタ・ノードは次のとおりです:server01,server02 削除対象として選択されたOracleホーム: /u01/app/11.2.0.4/grid Oracleホームが登録されているインベントリの場所: /u01/app/oraInventory 次のRACリスナーが構成解除されます: LISTENER ASMインスタンスはこのOracleホームから構成解除されます 続行しますか (y - はい、n - いいえ) [n]:
GRIDアンインストールを続行するかを確認されます。「y」で続行します。
続行しますか (y - はい、n - いいえ) [n]: y このセッションのログは/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/logs/deinstall_deconfig2013-10-17_07-49-58-PM.outに書き込まれます このセッションのすべてのエラー・メッセージは/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/logs/deinstall_deconfig2013-10-17_07-49-58-PM.errに書き込まれます ######################## CLEAN OPERATION START ######################## ASM構成解除トレース・ファイルの場所: /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/logs/asmcadc_clean2013-10-17_07-51-14-PM.log ASMクリーンアップ構成START ASMクリーンアップ構成END ネットワーク構成クリーニング構成START ネットワーク構成解除トレース・ファイルの場所: /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/logs/netdc_clean2013-10-17_07-51-35-PM.log RACリスナーの構成解除: LISTENER リスナーの構成解除: LISTENER リスナーを停止しています: LISTENER リスナーの停止に成功しました。 リスナーを登録解除しています: LISTENER リスナーの登録解除に成功しました。 リスナーは正常に構成解除されました。 すべてのノードでネーミング・メソッド構成ファイルの構成解除中です... ネーミング・メソッド構成ファイルが正常に構成解除されました。 すべてのノードでローカル・ネット・サービス名構成ファイルの構成解除中です... ローカル・ネット・サービス名構成ファイルが正常に構成解除されました。 すべてのノードでディレクトリ使用構成ファイルの構成解除中です... ディレクトリ使用構成ファイルが正常に構成解除されました。 すべてのノードでバックアップ・ファイルの構成解除中です... バックアップ・ファイルが正常に構成解除されました。 ネットワーク構成が正常にクリーンアップされました。 ネットワーク構成クリーニング構成END ----------------------------------------> 下のdeconfigコマンドは、すべてのリモート・ノードでパラレルで実行できます。すべてのリモート・ノードで実 行が完了した後に、ローカル・ノードでコマンドを実行します。 ノード"server02"のrootユーザーまたは管理者として次のコマンドを実行します。 /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/perl/bin/perl -I/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/perl/lib -I/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/crs/install /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/crs/install/rootcrs.pl -force -deconfig -paramfile "/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/response/deinstall_Ora11g_gridinfrahome1.rsp" ノード"server01"のrootユーザーまたは管理者として次のコマンドを実行します。 /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/perl/bin/perl -I/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/perl/lib -I/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/crs/install /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/crs/install/rootcrs.pl -force -deconfig -paramfile "/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/response/deinstall_Ora11g_gridinfrahome1.rsp" -lastnode 前述のコマンドを実行した後、[Enter]を押します <----------------------------------------
ここでrootユーザーでのスクリプト実行を求められます。
rootによるスクリプト実行
スクリプトを実行します。server02から実行していることに注意して下さい。
server02でスクリプト実行
[root@server02:/] /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/perl/bin/perl \ > -I/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/perl/lib \ > -I/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/crs/install /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/crs/install/rootcrs.pl \ > -force -deconfig -paramfile "/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/response/deinstall_Ora11g_gridinfrahome1.rsp" Using configuration parameter file: /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/response/deinstall_Ora11g_gridinfrahome1.rsp ネットワークは存在します: 1/10.10.9.0/255.255.255.0/en2、タイプstatic VIPが存在します: /svdhb002/10.10.9.14/10.10.9.0/255.255.255.0/en2、ホスティング・ノードserver02 VIPが存在します: /svdho002/10.10.9.13/10.10.9.0/255.255.255.0/en2、ホスティング・ノードserver01 GSDが存在します。 ONSが存在します: ローカル・ポート6100、リモート・ポート6200、EMポート2016 CRS-2673: 'ora.registry.acfs'('server02')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.registry.acfs'('server02')の停止が成功しました CRS-2791: 'server02'上にある、Oracle高可用性サービス管理下のリソースの停止を開始しています CRS-2673: 'ora.crsd'('server02')の停止を試行しています CRS-2790: 'server02'上にある、Cluster Ready Services管理下のリソースの停止を開始しています CRS-2673: 'ora.asm'('server02')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.asm'('server02')の停止が成功しました CRS-2792: 'server02'上にある、Cluster Ready Services管理下のリソースの停止が完了しました CRS-2677: 'ora.crsd'('server02')の停止が成功しました CRS-2673: 'ora.mdnsd'('server02')の停止を試行しています CRS-2673: 'ora.crf'('server02')の停止を試行しています CRS-2673: 'ora.ctssd'('server02')の停止を試行しています CRS-2673: 'ora.evmd'('server02')の停止を試行しています CRS-2673: 'ora.asm'('server02')の停止を試行しています CRS-2673: 'ora.drivers.acfs'('server02')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.mdnsd'('server02')の停止が成功しました CRS-2677: 'ora.evmd'('server02')の停止が成功しました CRS-2677: 'ora.crf'('server02')の停止が成功しました CRS-2677: 'ora.asm'('server02')の停止が成功しました CRS-2673: 'ora.cluster_interconnect.haip'('server02')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.ctssd'('server02')の停止が成功しました CRS-2677: 'ora.cluster_interconnect.haip'('server02')の停止が成功しました CRS-2673: 'ora.cssd'('server02')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.cssd'('server02')の停止が成功しました CRS-2673: 'ora.gipcd'('server02')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.gipcd'('server02')の停止が成功しました CRS-2673: 'ora.gpnpd'('server02')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.gpnpd'('server02')の停止が成功しました CRS-2677: 'ora.drivers.acfs'('server02')の停止が成功しました CRS-2793: 'server02'上にある、Oracle高可用性サービス管理下のリソースの停止が完了しました CRS-4133: Oracle高可用性サービスは停止されました。 This may take several minutes. Please wait ... 0518-307 odmdelete: 1 個のオブジェクトが削除されました。 0518-307 odmdelete: 1 個のオブジェクトが削除されました。 0518-307 odmdelete: 1 個のオブジェクトが削除されました。 Removing Trace File Analyzer Successfully deconfigured Oracle clusterware stack on this node [root@server02:/]
server01でスクリプト実行
[root@server01:/] /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/perl/bin/perl \ > -I/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/perl/lib \ > -I/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/crs/install /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/crs/install/rootcrs.pl \ > -force -deconfig -paramfile "/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/response/deinstall_Ora11g_gridinfrahome1.rsp" \ > -lastnode Using configuration parameter file: /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/response/deinstall_Ora11g_gridinfrahome1.rsp ネットワークは存在します: 1/10.10.9.0/255.255.255.0/en2、タイプstatic VIPが存在します: /svdho002/10.10.9.13/10.10.9.0/255.255.255.0/en2、ホスティング・ノードserver01 GSDが存在します。 ONSが存在します: ローカル・ポート6100、リモート・ポート6200、EMポート2016 CRS-2673: 'ora.registry.acfs'('server01')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.registry.acfs'('server01')の停止が成功しました CRS-2673: 'ora.crsd'('server01')の停止を試行しています CRS-2790: 'server01'上にある、Cluster Ready Services管理下のリソースの停止を開始しています CRS-2673: 'ora.oc4j'('server01')の停止を試行しています CRS-2673: 'ora.asm'('server01')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.asm'('server01')の停止が成功しました CRS-2677: 'ora.oc4j'('server01')の停止が成功しました CRS-2792: 'server01'上にある、Cluster Ready Services管理下のリソースの停止が完了しました CRS-2677: 'ora.crsd'('server01')の停止が成功しました CRS-2673: 'ora.ctssd'('server01')の停止を試行しています CRS-2673: 'ora.evmd'('server01')の停止を試行しています CRS-2673: 'ora.asm'('server01')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.evmd'('server01')の停止が成功しました CRS-2677: 'ora.ctssd'('server01')の停止が成功しました CRS-2677: 'ora.asm'('server01')の停止が成功しました CRS-2673: 'ora.cluster_interconnect.haip'('server01')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.cluster_interconnect.haip'('server01')の停止が成功しました CRS-2673: 'ora.cssd'('server01')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.cssd'('server01')の停止が成功しました CRS-2672: 'ora.cssdmonitor'('server01')の起動を試行しています CRS-2676: 'ora.cssdmonitor'('server01')の起動が成功しました CRS-2672: 'ora.cssd'('server01')の起動を試行しています CRS-2672: 'ora.diskmon'('server01')の起動を試行しています CRS-2676: 'ora.diskmon'('server01')の起動が成功しました CRS-2676: 'ora.cssd'('server01')の起動が成功しました CRS-4611: 投票ディスク+DATAが正常に削除されました。 ASM構成解除トレース・ファイルの場所: /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/logs/asmcadc_clean2013-10-17_08-02-40-PM.log ASMクリーンアップ構成START ASMクリーンアップ構成END SID +ASM1を持つASMは正常に削除されました。詳細は、/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/logs/asmcadc_clean2013-10-17_08-02-40-PM.logを確認してください。 CRS-2791: 'server01'上にある、Oracle高可用性サービス管理下のリソースの停止を開始しています CRS-2673: 'ora.mdnsd'('server01')の停止を試行しています CRS-2673: 'ora.crf'('server01')の停止を試行しています CRS-2673: 'ora.ctssd'('server01')の停止を試行しています CRS-2673: 'ora.cluster_interconnect.haip'('server01')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.mdnsd'('server01')の停止が成功しました CRS-2677: 'ora.crf'('server01')の停止が成功しました CRS-2677: 'ora.cluster_interconnect.haip'('server01')の停止が成功しました CRS-2677: 'ora.ctssd'('server01')の停止が成功しました CRS-2673: 'ora.cssd'('server01')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.cssd'('server01')の停止が成功しました CRS-2673: 'ora.gipcd'('server01')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.gipcd'('server01')の停止が成功しました CRS-2673: 'ora.gpnpd'('server01')の停止を試行しています CRS-2677: 'ora.gpnpd'('server01')の停止が成功しました CRS-2793: 'server01'上にある、Oracle高可用性サービス管理下のリソースの停止が完了しました CRS-4133: Oracle高可用性サービスは停止されました。 This may take several minutes. Please wait ... 0518-307 odmdelete: 1 個のオブジェクトが削除されました。 0518-307 odmdelete: 1 個のオブジェクトが削除されました。 0518-307 odmdelete: 1 個のオブジェクトが削除されました。 Removing Trace File Analyzer Successfully deconfigured Oracle clusterware stack on this node [root@server01:/]
アンインストールを続行
deinstallコマンドを実行していたターミナルに戻り、Enterを押します。
----------------------------------------> 下のdeconfigコマンドは、すべてのリモート・ノードでパラレルで実行できます。すべてのリモート・ノードで実 行が完了した後に、ローカル・ノードでコマンドを実行します。 ノード"server02"のrootユーザーまたは管理者として次のコマンドを実行します。 /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/perl/bin/perl -I/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/perl/lib -I/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/crs/install /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/crs/install/rootcrs.pl -force -deconfig -paramfile "/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/response/deinstall_Ora11g_gridinfrahome1.rsp" ノード"server01"のrootユーザーまたは管理者として次のコマンドを実行します。 /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/perl/bin/perl -I/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/perl/lib -I/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/crs/install /tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/crs/install/rootcrs.pl -force -deconfig -paramfile "/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PM/response/deinstall_Ora11g_gridinfrahome1.rsp" -lastnode 前述のコマンドを実行した後、[Enter]を押します <----------------------------------------
アンインストール処理が続行されます。
Setting the force flag to false Setting the force flag to cleanup the Oracle Base Oracle Universal Installerクリーンアップの開始 Oracleホーム'/u01/app/11.2.0.4/grid'をローカル・ノードの中央インベントリからデタッチします : 終了 ディレクトリ'/u01/app/11.2.0.4/grid/crf/db/server01'の削除に失敗しました。ディレクトリは使用中です。 ディレクトリ'/u01/app/11.2.0.4/grid/crf/db'の削除に失敗しました。ディレクトリは空ではありません。 ディレクトリ'/u01/app/11.2.0.4/grid/crf'の削除に失敗しました。ディレクトリは空ではありません。 ディレクトリ'/u01/app/11.2.0.4/grid'の削除に失敗しました。ディレクトリは空ではありません。 ローカル・ノードのディレクトリ'/u01/app/11.2.0.4/grid'を削除します : 失敗しました <<<< ローカル・ノードのディレクトリ'/u01/app/oraInventory'を削除します : 終了 ローカル・ノードのディレクトリ'/u01/app/grid'を削除します : 終了 Oracleホーム'/u01/app/11.2.0.4/grid'をリモート・ノード'server02'の中央インベントリからデタッチします : 終了 リモート・ノード'server02'のディレクトリ'/u01/app/11.2.0.4/grid'を削除します : 終了 リモート・ノード'server02'のディレクトリ'/u01/app/oraInventory'を削除します : 終了 リモート・ノード'server02'のディレクトリ'/u01/app/grid'を削除します : 終了 Oracle Universal Installerのクリーンアップが成功しました。 Oracle Universal Installerクリーンアップの終了 ## [開始] Oracleインストール・クリーンアップ ## インストールのクリーンアップ操作により、ノードserver01の一時ディレクトリ/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PMを削除しています インストールのクリーンアップ操作により、ノードserver02の一時ディレクトリ/tmp/deinstall2013-10-17_07-49-40PMを削除しています ## [終了] Oracleインストール・クリーンアップ ## ######################### CLEAN OPERATION END ######################### ####################### CLEAN OPERATION SUMMARY ####################### ASMインスタンスはOracleホームから正常に構成解除されました 次のRACリスナーが正常に構成解除されました: LISTENER Oracleクラスタウェアはノード"server01"で停止され、正常に構成解除されています Oracleクラスタウェアはノード"server02"で停止され、正常に構成解除されています Oracleクラスタウェアは正常に停止および構成解除されています。 Oracleホーム'/u01/app/11.2.0.4/grid'がローカル・ノードの中央インベントリから正常にデタッチされました。 ローカル・ノードのディレクトリ'/u01/app/11.2.0.4/grid'の削除に失敗しました。 ローカル・ノードのディレクトリ'/u01/app/oraInventory'が正常に削除されました。 ローカル・ノードのディレクトリ'/u01/app/grid'が正常に削除されました。 Oracleホーム'/u01/app/11.2.0.4/grid'がリモート・ノード'server02'の中央インベントリから正常にデタッチさ れました。 リモート・ノード'server02'のディレクトリ'/u01/app/11.2.0.4/grid'が正常に削除されました。 リモート・ノード'server02'のディレクトリ'/u01/app/oraInventory'が正常に削除されました。 リモート・ノード'server02'のディレクトリ'/u01/app/grid'が正常に削除されました。 Oracle Universal Installerのクリーンアップが成功しました。 セッション終了時にノード'server01,server02'でrootとして'rm -rf /etc/oraInst.loc'を実行します。 セッションの最後にノード'server01,server02'でrootとして'rm -rf /opt/ORCLfmap'を実行してください。 セッション終了時に、ノード'server01'でルートとして'rm -rf /etc/oratab'を実行してください。 Oracle削除ツールによって一時ディレクトリが正常にクリーンアップされました。 ####################################################################### ############# ORACLE DEINSTALL & DECONFIG TOOL END ############# [grid@server01:/home/grid]
コマンドが終了し、アンインストールが完了しました。
削除後のディレクトリ容量確認
server01
[root@server01:/u01/app] du -sk ./* 5392 ./11.2.0.4 0 ./lost+found 0 ./oracle [root@server01:/u01/app] ls -lR ./11.2.0.4 合計 8 drwxr-xr-x 3 grid oinstall 4096 Oct 17 20:07 grid ./11.2.0.4/grid: 合計 0 drwxr-x--- 3 grid oinstall 256 Oct 17 20:06 crf ./11.2.0.4/grid/crf: 合計 0 drwxr-x--- 3 grid oinstall 256 Oct 17 16:10 db ./11.2.0.4/grid/crf/db: 合計 8 drwxr-x--- 2 grid oinstall 4096 Oct 17 20:06 server01 ./11.2.0.4/grid/crf/db/server01: 合計 10768 -rw-r--r-- 1 grid oinstall 1063256 Oct 17 16:22 17-10キ-2013-16:22:09.羡xt -rw-r--r-- 1 grid oinstall 1063256 Oct 17 16:22 17-10キ-2013-16:22:10.羡xt -rw-r--r-- 1 grid oinstall 1064506 Oct 17 16:22 17-10キ-2013-16:22:53.羡xt -rw-r--r-- 1 grid oinstall 2316031 Oct 17 18:20 17-10キ-2013-18:20:52.羡xt [root@server01:/u01/app]
server02
[root@server02:/u01/app] du -sk ./* 0 ./11.2.0.4 0 ./lost+found 0 ./oracle [root@server02:/u01/app]
GRIDモジュールは「/u01/app/11.2.0.4」と「/u01/app/grid」にインストールされていましたが、server01でわずかにファイルが残っているのみで完全に削除されていることが確認できました。
補足
/tmpの空き容量不足によるdeinstall失敗の例
[grid@server01:/home/grid] /u01/app/11.2.0.4/grid/deinstall/deinstall Checking for required files and bootstrapping ... Please wait ... ログの場所/tmp/deinstall2013-10-17_07-43-29PM/logs/ ############ ORACLE DEINSTALL & DECONFIG TOOL START ############ ######################### CHECK OPERATION START ######################### ## [開始] インストールの構成確認 ## Oracleホームの場所が存在するかどうかを確認しています /u01/app/11.2.0.4/grid 選択された削除対象のOracleホームのタイプ: クラスタ用のOracle Grid Infrastructure 選択された削除対象のOracleベース: /u01/app/grid 中央インベントリの場所が存在するかどうかを確認しています /u01/app/oraInventory Oracle Grid Infrastructureホームが存在するかどうかを確認しています /u01/app/11.2.0.4/grid 次のノードはこのクラスタの一部です: server01,server02 ノードに十分な一時領域があるかどうかを確認しています: 'server01,server02' エラー: ツールにより、次のノードの一時領域'/tmp/deinstall2013-10-17_07-43-29PM'が不十分であることが検出されました: ノード:'server01'--> 実際の値:'197.1133MB (201844.0KB)'--> 指定した値:'400MB (409600.0KB)' プログラムを終了しました。 [grid@server01:/home/grid]