AIX6.1とAIX7.1のエディションの違いについて

AIX7-100

AIXのエディションごとの制約について

AIXのエディションは、Standard Edition、Enterprise Edition、Express Editionの3種類があります。大規模であればEnterprise Edition、標準的規模であればStandard Edition、小規模であればExpress Editionです。

それぞれの機能についてまとめると以下のようになります。

 

AIX6.1エィション

AIX 6 Standard Edition

単一パーティション内の最大64コア、256スレッド(4SMT)

AIX 6 Enterprise Edition

製品の一部としてWPAR Manager、IBM Systems Director Standard Edition、VMControl Enterprise Edition、IBM Tivoli Monitoringを組み込むことで、管理機能を大幅に向上させます
Enterprise Editionに新たに追加されたPowerSCは、Power Systems上の仮想化環境向けに最適化されたセキュリティーとコンプライアンスのソリューションを提供します。
システム・パフォーマンスとスループットを改善する、新しいAIX Dynamic System Optimizer(DSO)が組み込まれています。
Enterprise Editionは、SmarterCloud Entryを組み込み、クラウド環境をより簡単に実装できるようにしています。SmarterCloud Entryは、シンプルなインターフェースによって監視機能を提供すると同時にIT効率を高めて管理コストを削減することで、データセンター管理者が、仮想化ワークロードのセルフサービス・プロビジョニングを迅速に導入できるようにします。

AIX 6 Express Edition

AIX Express Editionsが使用できるのは、IBM Flex System p260 Compute Node(7895-23X)、Power 710(8231-E1D)、Power 720(8202-E4D)、および Power 730(8231-E2D)のいずれかのサーバーに制限されます。

 

AIX7.1エディション

AIX 7 Standard Edition

単一パーティション内において最大256コアおよび1024スレッド

AIX 7 Enterprise Edition

Enterprise Editionには、Workload Partitions Manager、IBM Systems Director Enterprise Editionが含まれています

AIX 7 Express Edition

パーティション当たりのコア数が最大4コア、単一パーティション内のメモリーがコア当たり8GBという制限

参考サイト
AIX V6.1 エディション
AIX V7.1 エディション

 



 


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