DBモジュールのインストール (ver 11.2.0.4.0)

oracle11g_R






DBモジュールのインストール手順

DBモジュールのインストールと、DB作成を同時に実施する手順です。

DATABASEインストール

oracleユーザーでログインし、VNCサーバーを起動します。

[oracle@server01:/home/oracle] vncserver
  
New 'X' desktop is server01:1
  
Starting applications specified in /home/oracle/.vnc/xstartup
Log file is /home/oracle/.vnc/server01:1.log
  
[oracle@server01:/home/oracle]

X画面の起動

VNCクライアントから「server01:1」で接続し、X画面を起動します。
Oracleインストールメディアのdatabaseディレクトリ以下のrunInstallerを起動します。

rootpre.shはGRIDインストール時に実行したので、「y」を入力

WS000119

「セキュリティ・アップグレードをMy Oracle Support経由で受け取ります」のチェックを外します。

WS000120

警告が表示されますが、「はい」をクリック

WS000121

「ソフトウェア更新のスキップ」をクリック

WS000122

「データベースの作成および構成」を選択

WS000123

「サーバー・クラス」を選択

WS000124

「Oracle Real Application Clusterデータベースのインストール」を選択し、クラスターに参加させるノードを選択します。
次に、「SSH接続」をクリックします。

WS000125_re

OSユーザーであるoracleのパスワードを入力し、「設定」をクリックします。

WS000126

接続が確立できたことを確認して、次に進みます。
接続が失敗する場合は、リンク先を参照してパスワードなしでSSH接続できる設定を行って下さい。

WS000127

拡張インストールを選択

WS000128

言語を選択

WS000129

Enterprise Edition を選択

WS000130

「オプションの選択」をクリックすると以下の画面が表示されます。必要に応じて選択して下さい。

WS000131

データベース・モジュールをインストールするディレクトリと、データベース・ホームのディレクトリを指定します。

WS000132

「汎用目的/トランザクション処理」を選択します。

WS000133

データベース名を入力します。

WS000134_re

メモリタブにて、Oracleで使用するメモリサイズを指定します。
また、自動のメモリ管理を利用する場合は「自動メモリー管理有効」にチェックを入れます。

WS000135

キャラクタ・セットタブにて、使用する言語を指定します。ここでは「JA16SJIS」を選択してます。

WS000136

セキュリティタブは以下の内容です。

WS000137

サンプル・スキーマタブは以下の内容です。

WS000138

Enterprise Managerを使用するにチェックを入れます。

WS000139

GRIDインストール時に指定したASMSNMPユーザーのパスワードを入力します。

WS000140

自動バックアップ設定は必要に応じて選択して下さい。ここでは使用しないにチェックを入れています。

WS000141

使用するASMのディスクグループを指定します。

WS000142

アカウントのパスワードを指定します。ここでは全て同じパスワードにしました。

  • SYS
  • SYSTEM
  • SYSMAN
  • DBSNMP

WS000143

入力したパスワードが推奨される標準に準拠していない場合は、以下の警告が表示されます。

WS000144

OSグループを指定します。

WS000145

インストール要件を満たしているかの検証が行われます。

WS000146

警告が表示されました。必要に応じて対応します。

WS000147_re

ここでは右上の「すべて無視」にチェックを入れます。

WS000148_re

「すべて無視」に対して警告が表示されますが、続行します。

WS000149

サマリーが表示されるので内容を確認し、インストールをクリックするとインストール処理が開始されます。

WS000150_re

インストール処理が開始されます。

WS000151

 

 

WS000152_re

データベース作成が成功すると以下の画面が表示されます。

 

 

 

 

 

WS000153_re

「パスワード管理」をクリックすると以下の画面が表示され、ユーザーのパスワードを設定できます。

WS000154
WS000155

rootユーザーでのスクリプト実行が要求されます。

WS000156_re

rootによるスクリプト実行

スクリプトを実行します。

root.shを両ノードで実行

server01で実行

[root@server01:/u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1] root.sh
Performing root user operation for Oracle 11g

The following environment variables are set as:
    ORACLE_OWNER= oracle
    ORACLE_HOME=  /u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1

Enter the full pathname of the local bin directory: [/usr/local/bin]:
The contents of "dbhome" have not changed. No need to overwrite.
The contents of "oraenv" have not changed. No need to overwrite.
The contents of "coraenv" have not changed. No need to overwrite.

Entries will be added to the /etc/oratab file as needed by
Database Configuration Assistant when a database is created
Finished running generic part of root script.
Now product-specific root actions will be performed.
Finished product-specific root actions.
[root@server01:/u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1]

server02で実行

[root@server02:/u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1] root.sh
Performing root user operation for Oracle 11g

The following environment variables are set as:
    ORACLE_OWNER= oracle
    ORACLE_HOME=  /u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1

Enter the full pathname of the local bin directory: [/usr/local/bin]:
The contents of "dbhome" have not changed. No need to overwrite.
The contents of "oraenv" have not changed. No need to overwrite.
The contents of "coraenv" have not changed. No need to overwrite.

Entries will be added to the /etc/oratab file as needed by
Database Configuration Assistant when a database is created
Finished running generic part of root script.
Now product-specific root actions will be performed.
Finished product-specific root actions.
[root@server02:/u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1]

 

インストールを続行

インストール画面に戻り、OKをクリックするとインストールが完了します。

WS000157

 

以上で完了です。

 

 




 

 


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