AIXでTLレベル上げた後に発生する「0503-903 chedition」の対処方法

AIX7-100

mksysb取得時に発生する「0503-903 chedition」の対処法

AIXのTLレベルを「TL03→TL07」に上げるパッチセットを適用したところ、mksysb取得で以下のメッセージが表示されるようになりました。

0503-903 chedition: Edition can not be determined.
A signature file was not found in the /usr/lpp/bos directory.

このメッセージを解決する方法を説明します。



 

SAV2ファイルの配置

直訳するとエディションを決められないといったメッセージですが、AIXのエディションを確認する方法として、「chedition -l」というコマンドがあるのでそれを実行してみるとやはり同じメッセージが表示されます。

[root@server01:/] chedition -l
0503-903 chedition: Edition can not be determined.
A signature file was not found in the /usr/lpp/bos directory.
[root@server01:/]

また、cheditionコマンドを実行すると以下のメッセージが表示されます。

[root@server01:/] chedition -e
0503-910 chedition: The change edition operation is not supported for non-warranted installations.
[root@server01:/]

このメッセージが表示される場合は、/usr/lpp/bos/editions に配置さている「*.SAV2」ファイルを /usr/lpp/bos に配置してあげれば事象は解消します。

[root@server01:/] ls -l /usr/lpp/bos/editions
total 24
-r--r--r--    1 root     system           50 Mar 28 2010  AIXENT0601.SAV2
-r--r--r--    1 root     system           50 Mar 28 2010  AIXEXP0601.SAV2
-r--r--r--    1 root     system           50 Mar 28 2010  AIXSTD0601.SAV2
[root@server01:/]

ファイルは3つありますので、適切なエディションを選択して配置します。

  • AIXENT0601.SAV2 ← Enterprise Edition
  • AIXEXP0601.SAV2 ← Express Edition
  • AIXSTD0601.SAV2 ← Standard Edition

 

ここではエンタープライズエディション用ファイルである「AIXENT0601.SAV2」を配置します。

[root@server01:/] cp -p /usr/lpp/bos/editions/AIXENT0601.SAV2 /usr/lpp/bos/
[root@server01:/]

その後「chedition -l」を実行してみたところ、コマンド結果はこのようになりました。

[root@server01:/] chedition -l
enterprise
[root@server01:/]

「enterprise」と表示されるようになりました。
ちなみに、エディションを変更する場合のコマンドもあるようです。

  • # chedition -e ← Enterprise Editionに変更
  • # chedision -s ← Standard Editionに変更
  • # chedition -x ← Express Editionに変更

 



 


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